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1/24/2021

IP011 これからのこと(終)





(パラダイス島にきてどのくらい経ったかな。
ランちゃんとはほとんど何も話してないけど、なんとなく居心地いいな。

会話が成り立たなくても居心地いいのって楽でいいよね。
もしかしたら相性がいいのかな?
ランちゃんは私のことどう思ってるのかな?)



(正直、相手とこれ以上深い関係になることが怖い。
他人との付き合いが長く、深くなるほど相手への執着が強くなるし、
遠慮もしなくなる。

親しき仲にも礼儀ありって言葉があるように、
どんなに仲が良くても相手への敬意は忘れちゃだめだと思うし、
ある程度距離を保ちたい。

人間関係は自立してないと、お互いだめになっちゃうから。)




「さつきちゃん、そこにいたのね。
ちょっと突然で悪いんだけど、この島以外の街に用事ができちゃって。
明日出発することになったんだけど、出発する前にリゾートに泊っていかない?」

「急だね。この島以外の街に用事?出発前にリゾート?
というか私も一緒に行くんだね?」

「ええ、そうよ。明日の飛行機が早い時間帯なんだけど、
ラ・コスタ・ベルデに迎えが来てくれるらしいの。
そこで待ってろって。」

「誰に言われたの?」

「神様よ♪」





お久しぶりです。神様のプレイヤーです。
最後に更新したパラダイス島日記から2年ちょいでしょうか。
実は2019年5月にプレイしたときのSSでして。
ずっとお蔵入りになってたのを消化しにきました。

パラダイス島の日記で何を書きたかったのか思い出しながら書き始めてます。
過去の日記(特に二人のモノローグ)をサラッと眺めると
ランちゃんとさつきちゃんの人間関係を観察したかったみたいですね。

二人とも他人に臆病なので感情移入しやすいというか、
台詞考えるのが楽しいです。(一貫性なさそうだけどw)





で。これからどうするのかというと、
間空きすぎてるので、パラダイス島の日記は今回でおしまいです。
次はどこに行くかは未定だけど、
リゾートで過ごした思い出があるので、そこまで書かせてくださいな。


上のSSはボートからリゾートまでの移動経路だよ。
上陸して公道を歩くと思ったらボート停めなおして崖から歩いていったのよ。
新鮮な光景だった。



(この島に来たときは特別な人との出会いが目的だったけど、気が変わっちゃった。
何でだろう。さつきちゃんと一緒にいるせいかしら?
前と違って、人恋しいと思うことが減った気がするわ。
今は別に誰かと出会いたいと思わないのよね。いや、彼氏は欲しいけど。

他の街に行って、また思うことがあるかもしれない。
新しい世界を見てみたいわ。)



今日の目的地のリゾートへ。



到着。



長い坂道を歩いていくのかと思いきや
飛んでいくのであった。







「いらっしゃいませ。明日まで一泊ですね。
お帰りは神様からお迎えがくると伺っております。」

「その言い方だと死ぬみたいだからやめてくれる?」

「事実ですので。」

「否定しなさいよ!死なないから!」



(明日私たち死ぬのか~)

ランちゃんの目的もフロントでのやり取りにも突っ込まないスタイル。



(そういえばランちゃんに何で島を出るのかちゃんと聞いてなかった。)

今気づく。



(私も一緒について行くこと、普通に同意しちゃってる。
これでいいのかな?
でも、ここに残る理由ないし、ランちゃんがどこに行くのか見てみたい気もする。)

自分がどうしたいのかを考え始めた。



ホテルのバイキングコーナー





美味しそう。



ロブスターを頂くことに。

「おいしい。たまにはこういう日も悪くないわね。」

快適なホテルでのんびり泳いでお腹いっぱいご馳走を食べる。
リバービューでホームレスしてた頃が嘘みたいだね。





「ランちゃん、これからのこと教えてくれる?」

一緒に食べながら、話し合おう。



「実はアタシもよく分かってないけど、
とりあえず、新しい街を見に行くわよ。刺激が欲しくなっちゃった。」

「私も一緒でいいの?」

「さつきちゃん妖精でしょ?
どこかで妖精の力が必要になるかもしれないから。
道が岩で塞がってたら魔法でどかす必要があるでしょ?」

「あはは、RPGみたいだね。
ちなみにそのくらいなら精霊の魔法でもなんとかできるんじゃないの?」

「アタシの魔法は家事専門だから役に立たないのよ。非力なの。守って!」

「あはは、か弱い乙女だね」



なんだかんだ会話が盛り上がるくらい仲が良かった。笑



結局よく打ち合わせしないままおやすみの時間。
ラグジュアリースイートルームに泊った。大奮発。


一緒にダブルベッドで寝れる仲だけど、れ、恋愛対象じゃないからねっ
ランちゃんは男の人といちゃいちゃさせたい(小声)




パラダイス島でランちゃんは、さつきちゃんと出会った。
お互い会話は少なくて相手のことをよく知らない。
でも、なんとなく居心地はよい。
この関係に疑問を持つことはあるけど、答えが出なくてもいい。

いつの間にか友達ができたランちゃんだった。


ランちゃんはまだ友達って気付いてなくて、
人付き合いに関して自分探しが続きそう。

さつきちゃんは、ランちゃんと出会って、ランちゃんに興味を持った。
今まで他人に関心を持つことがなかったから、新しい経験。

そんな二人の旅でした。
次は、どこにいこうかな。




ここまで読んでくれてありがとうございました。
間隔あきまくってグダグダでしたが;
話も一貫性ないかもしれませんが、
お付き合いありがとうございました。



【おまけ】
犯罪キャリアの勤務地。
洞窟の中をアジト?にしてました。
隠れ家にはうってつけですね。


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1/28/2020

1/29/2019

12/31/2018

IP010 ハウスボート(アクアホリック)へお引越し






そういえば、ハウスボートを一回も使ってないなぁ

ということで、





引っ越した。
今まで住んでいたコレクティブハウスは、ホテル経営に使おうかな(使えるかな?)。

このハウスボートはカタログに入っていた「アクアホリック」という物件。
外観も内装もなかなかに可愛い物件だった。

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11/20/2018

9/13/2018

8/30/2018

IP007 サーフ島散策


自分のことを理解してくれている人はどのくらいいるだろうか

他人が見ている自分と 誰にも見せていない自分
人には状況によっていくつもの自分が存在する

相手にとっての私って何だろう
人が自分のことをどう思っているのか
人によって違うのにあってないような想像に振り回される



そして私は他人のことを理解しようとしているのだろうか





(相手のことは知り過ぎないくらいがちょうどいいんだけどな。)

パラダイス島にきてランちゃんと出会ったさつきちゃん。
数日間一つ屋根の下で暮らして何を感じているのだろう。


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6/23/2018

【思い出】あなたに恋して。&クライス家

リバービューで報われない片思いに縋り一人彷徨っていたラン・クライスは
孤独に陥った責任をリアへ追及するためにリアのいるアルパイン群へと向かった

プレイヤーによるラン・クライスについての考察をまとめたショートストーリー(になるのかな?)
001-006(2016.11.12~13投稿)



001 リアのいる街へ
自分が孤独になった原因はリアにあると執着していたラン。
このまま失恋の代償を求めて一人で彷徨っていても何も変わらないと
自分が前に進むために問題の責任をリアにとってもらう目的でアルパイン群を訪れる。
数年ぶりに他人と向き合うことに怯えを感じながら静かに朝を待った。






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