9/13/2018

IP008 デート



――さつきちゃんにマッサージをしてもらった。
こうして人の手の温もりを感じたのは久しぶりのことだった。




彼女の手の温かさは、母親の手 というものを感じさせた。
幼い頃、おばあちゃんに抱っこしてもらったり、甘えたことを思い出した。
母親に甘えた記憶は浮かばなかった。



もし、母親が自分のことを受け入れてくれていたら
ここで悲しい気持ちにはならなかったかもしれない。



お父さん、お母さん――



父と母が私を受け入れてくれたら
私が甘えることを許してくれたら・・・



時々、自分の存在を許してほしくなるよ
誰かに責められてる訳でもないのに






(・・・嫌なことを思い出しちゃった)



(何で今頃、親のことなんか思い出すんだろう。
家を出て何年も経っているのに。ってか成人して何年経つのよ。
もう私は自立してると思ってるんだけど。)



(気分が悪いわ。さつきちゃんでも誘って出かけてみようかしら。
今は一人でいたくない。)




おはようございます。
今日のランちゃんは朝からセンチメンタル。
さつきちゃんにマッサージを受けたことでいろいろ思い出すものがあるようだ。


前日壊れたシンクのせいでダイニングは水浸し。
だったので、プレイヤーの手でシンクを交換し、精霊の魔法で綺麗にしてもらった。

ここまで広がるといっその事、床全面水浸しになるまで見てみたいけど。笑



「ねぇ、今日一日アタシと付き合ってくれないかしら?お願い。」

「えっ」

デートじゃ。😁









パラダイス島 丘の頂上にあるグリーンピアーズ釣り場にやってきた。
上空から見ると沢?から水が流れて滝になっている。



シムの視点だと水が落ちているのが見えないね。><



カメラを近づけると滝の音がすごい。😆臨場感を味わえる。💦💦とても素敵。



落下地点でのアングル。水しぶきがすごいね。これはこれで観光スポットだ。😊💖



「初めてだね。こうして一緒に出かけるの。それに、君から誘ってくれるのも。」

「・・・そうね。」



「ランちゃんって独り言多いよね。
いつも誰もいないところでブツブツ文句言ってる。何か見えるの?
それとも精霊ってみんなそうなの?
何考えてるかサッパリだし、とにかく不思議だなっていつも思ってる。」



「あら、そういうアナタだって、いつも一人で楽しそうに過ごしてて不思議。
スプリンクラーでテンション高すぎじゃない?しかも毎日。
それ以外でも、電車の模型に入ってキャッキャッキャッキャッ。
妖精だからなの?」



お互い、一緒に居ても相手のことはほとんど知らない。けど、干渉もしない。
そんな関係だった。

竿が頭蓋骨を貫通するのをじっと見つめるプレイヤー。



ここでみんと君がスライディングで入ってくる。かわええ。



「今日はなんとなく、さつきちゃんと出かけてみたくなったの。
毎日家か職場で飽きるでしょう?どこか遠くに行きたいなって。
それに、一人でいるのが嫌だったの。」



「さつきちゃんにはそういう日ってないかしら?」

「うーん。ずっと一人でいるのが当たり前だから分からないかも。」

「あら、じゃ、いつかそんな日がくるかもしれないわね。」

「そっかー」



お昼になって、お腹が空いてたのでランチへ



「このレストラン、前に一人で来たことあるんだけど、
シーフード料理が新鮮ですごく美味しかったんだ。エビとか大きいの。
ランちゃんと来れたの、ちょっと嬉しいよ。誘おうって思ってた。」

「さつきちゃん・・・」





二人が中で食事をする間、建物の周辺を観察していたプレイヤー。
屋上へ上がる階段を見つけた。

ドラマとかで料理長が休憩で一服しにくる場所だ。笑

見習い調理師「探しましたよ」
料理長「見つかっちまったか。タバコ吸ってんの、内緒な?w」

とかなんとか。笑



プレイヤーが妄想してる間に二人の食事が終わった。




店から出るとさつきちゃんがフリーウィルでランちゃんを驚かせた。
さつきちゃんがランちゃんを弄る光景はイメージ通りかも。嬉しい。笑



食事の後はランちゃんが汚れていたので(なぜだろう)シャワーを浴びにきた



ふんぬ!!



ようこそ、ザ・パームス・ジムへ!



(ランちゃん、また服着て入ってる。浮くの上手だな。)

感心するさつきちゃん。



「正気でない」特質がもたらす奇行は、時にこのような嬉しいことも。
半裸トレーニングうへへ



見えなかった。



(お腹冷えてきたわね。)

下りそうで心配。



運動してたらキャリアレベルが上がった。
そうだ、スポーツスキルも寄与するんだった。
地味な形でライフガードのトップレベルへ昇進・・・って思ったけど調べたらまだ半分あった。笑
MAX10なんだね。5かと思っていたw



日が落ちて、デートの締めくくりに・・・と、墓地にやってきた。
幽霊と出会えないかな~



「さつきちゃん、今日は付き合ってくれてありがとうね。
こんな日は初めてだったわ・・・」



「ワッ!!!!!!」

「ひゃあっ!?!!」



「あははっランちゃんってば、驚きすぎなんだから!」

「はぁはぁ。お化けかと思った・・・」

怒らないランちゃん可愛い。






それから妖精コマンドを駆使してコミュニケーションを盛り上げた。


妖精のコマンドは仲良くなるものが多くて感動した。
精霊もこれに便乗して更に盛り上げられるに違いない!と
魔法の力に期待してパイメニューを開く。



そっと閉じた。



「夜の墓地ってサイコ~~!!!」

はしゃぐ姿が可愛かった。



「ねぇ、アタシにも あれやってちょうだい!」



ほいさ



「すごい高揚感。体も気持ちも軽いわね。」

「ちょっとジャンプしてみて」



「!!!」

「いいね」


ランちゃん普段何もしなくても浮いていられるけど、
こっちの方がより高く飛べるね。😁



「そういえばあの時何が釣れた?帰りに魚のレシピ買っていきましょう」

と、昼間釣った話を持ち出してきたので可愛くて撮った。
この二人でこんなに和んだのは初めてだ。😊

その後、親友にまで関係が発展した。大躍進!



しかし感動も束の間。
デートから戻って、プレイヤーがよそ見をしている間フリーでマッサージをしていた二人。
さつきちゃんが針治療を失敗して、ランちゃんは散々な目に遭った。

ドーンと大きなマイナスムードが漂い、慌ててカメラを戻すプレイヤー


関係が「いい友達」に戻っていた。😂

そう簡単に距離は縮まらないね!😅
でもそんな二人が「らしいな」と思った出来事だった。