3/23/2016

【RV編】017 考え事


(唐突ですが、ランちゃん自身の考え事を描写してみました。考え事なので一人称は”私”にしてます。)






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小さい頃から人見知りが激しくて、友達ができても一人でいる方が好きだった。
そして、私と違って誰に対しても優しいリア君。
困ってる人がいたらすぐ助けにいったり、人のことをよく見ていた子。
私は彼に憧れていた。兄である私のことも気にかけてくれて、他人に馴染めない私にとってリア君は心地の良い存在だった。
自分を見てくれる弟を独占したかった。
自分に欠けたものを持ってる弟と一つになりたかった。



彼が独り立ちするのを見送ってからは連絡もろくにしないまま。
私は彼から便りがくるのを待っていた。
自分からは、何を送ればいいのか分からなかった。
離れてみると、普段何の話をしていたか思い出せなかったから。
寂しかった。あんなに執着していた割に、自分の中にはリア君という人間のことがほとんど残っていない。彼を必要とする気持ちしか存在しないことに気が付いた。
これまで一緒にいて満たされていたものは、全部自分の独り善がりだったと落胆した。



リア君と離れてから、私は彼への依存を理解した。
自分にないものを持っている彼に与えてもらいたい。
欲求を強く感じることが支えになっていたのだと理解した。
追いかけたい。彼に会いたい。
彼と会って、もう一度満たされたい。そして今度は、独り善がりかどうか確かめたい。
私には彼が必要だ。



リア君が結婚した。私じゃない人と結婚した。
私がいなくても生きている。
私は、どうすればいいのだろう。
彼が本当に遠くに行ってしまった。
小さい頃からずっと頼りにしてた人。満たしてくれた人。私にとって必要な人。
私は彼がいないと私じゃなくなる。
でも彼は最初から私のものじゃない。
でも私は彼が欲しい。ずっと欲しかった。なのにもう望めない。
私は、どうやって生きていこう。
彼がいない人生なんていらない。独りは嫌。



寂しくて胸が痛い。幸せを奪われた感覚。代わりに何かで埋めてほしい。
リア君から与えられたこの苦しさを抱えていよう。寂しさが心地よくなってきた。
私は誰を愛すればいいか分からない。誰も愛してくれない。私はリア君を諦めたくない。
気持ちを落ち着かせるために、旅をすることにした。
旅の途中で、リア君を忘れられるような人と出会うことを期待して。



誰に会っても、どうでもいいと感じてくる。虚しさが大きくなるばかり。
私は、リア君のことで傷付いた自分自身を慰めたい。愛してあげたい。





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ふとしたスイッチが入って、ランちゃんのことで考え事が加速。
プレイヤーは彼の内面を考えることに浸っています。
設定厨なものであれこれとメモ書きしてるうちにこのようなものを書いてしまいました。
そんで暴走してイメージ作った始末。突っ走ってすみません。

ストーリー仕立てで再現して伝えることができたら親切なんでしょうが、そこまで及ばずです。
(伝えることが明確になっておらず、やりたいことはシムズのプレイなので、中途半端に書き出してる状態になってます。)


彼は依存を理解してもどうこうできる経験がないので今はこのまま。
自己中心的で他人へ要求することばかりになってなってますが、それも追々、変化があったらなぁと。
そんなことを考えてこの先ゲームをどう進めるか想像を膨らませてます。
考えるだけで、いつも通りシムを観察するんですけども。
ずっと孤独を抱えて彷徨い続けるのは無理があるので、何か変化のための材料はないかと妄想に走るのでした。
どうして孤独なのか、どうして自分のことばかりになってしまうのか。
理由や経緯を考えてしまいます。ランちゃん、好きだ。


それにしても毎度雰囲気違ってお恥ずかしいです。^^;
過去の記事とかテンション分からないまま書いてるし、これから先も、安定しないでしょう。

リバービュー終わったら、ローリングハイツに行きたいです。
突然のポエム、お付き合いありがとうございました。
今回の内容は、プレイヤーから見えるランちゃんの姿という解釈で流しておいてください。